会社を辞めることは、絶対に親や兄弟にバレたくない!退職代行を秘密で依頼するのは可能?

 

“退職することは出来れば内緒にしておきたい”、ましてや“退職代行を使ったことが知られたら、その反応が怖い”と思っている方は多いことでしょう。

退職代行を使っても基本的には身内の方にバレることはありません。
代行業者には守秘義務があり、そもそもご家族の連絡先を聞くこともありませんし、代行業者が退職する企業以外に、依頼者が退職することや代行サービスを利用することを話すことは無いからです。
また、企業に対しても依頼者やその家族にむやみに連絡をしないよう念押ししているので、ほとんどの企業はそれに従ってくれるからです。

しかし、それで身内バレを100%防げるかといったら、状況次第では難しいこともあります。
まず、退職代行業者には、ご家族に連絡しないと企業に約束させる“法的”な権限がありません。
仮に連絡しないでほしいと伝えとしても、何かをきっかけに企業がご実家に連絡してしまうかもしれませんし、その事実に対して罰則などの法的措置をとることができないのです。
そうなると、ご家族に連絡が入るかどうかは、職場にいる人たちのモラルと人間性次第となります。
それから、過去のケースとして、退職代行業者との交渉過程で揉めてしまった際に、直接本人と話したいけれど本人も連絡がつかないということで、いよいよご実家の方へ連絡してしまったという事がありました。
代行業者などの第三者では対応できず、退職者本人も無理だとなった場合、緊急連絡先であるご家族へ連絡が行く可能性は出てきてしまうかもしれません。
もしも、企業から問い合わせが来そうなことで心当たりがあれば、「〇〇に関する内容で会社から連絡が入るかもしれない」と事前に退職代行へ相談をしておきましょう。
そうすれば、ご家族に連絡する前に阻止する策を業者と練ることが出来ます。

ご自身で出来る回避方法としてあるのは、企業から書類を送ってもらう際に代行業者を通して住所指定を行い、ご実家以外の住所を指定することです。
ご実家暮らしで他の住所を指定できない場合は、郵便受けを毎日チェックするなどしてご家族に書類を見られないように気を付けましょう。
そして、退職代行を利用したことを周囲には言わないようにしてください。
“地元の友達の親経由で知られた”、“SNSの投稿を見られた”というのがバレた経緯のトップ2です。
SNSアカウントでの発信を避け、友達に報告する時は「退職した」という事実だけを伝えるようにしましょう。